2011年12月

2011年12月31日

『2011年。早かった。怒涛の年。世界も私も。』

ということで、2011年も今日で終わりです。あっという間の年でした。去年のクリスマスに羽目をはずしてパックリ切った顎にできた傷の抜糸で2011年1月1日新年を迎えてからというもの、1月中旬に甥っ子を伴って日本から家族が来豪。どっぷり家族で水入らず。3月頃に突然ミッドライフクライシス。そして3月11日の東日本大震災。4月日本に帰省。5月2日、世界が躍起になって追いかけていたウサーマ・ビン・ラディンがあっけなく死亡。5,6月頃、雑誌に2,3年書き続けたコラムと映画評の掲載終了。 その後、人生をメチャクチャに楽しみ、ミッドライフクライシスはどこへやら。 9月後半頃に妊娠発覚、長年住み続けた我が愛しき住処Elizabeth Bayのアパートを引き払い、Camperdownの上村さんの眺めのいい家にお引越し。妊娠悪阻で3回もエマージェンシールームに駆け込んで、看護婦さんやドクターにお世話になり、頬がコケ何もできない状態が続きめげる。そんな折、10月5日アップル社のスティーブ・ジョブス氏永眠のニュース。そして10月21日リビアの 独裁者 カダフィ死亡。  11月にやっと落ち着き日本帰国。家族に念のため挨拶をし、団欒を楽しんでモノが美味しく食べれるようになったのにオーストラリアに帰国後妊娠糖尿病が発覚。ガーン!12月3日オーストラリア労働党がSame Sex Marrige(同性婚)を支持。そして、私たちといえば、オークションで前からの夢だった土地付きお家を上村さんと共に12月9日に手に入れ、12月19日にお引越し完了。12月17日謎の人物、北朝鮮のキム・ジョンイル死亡。。。と、世界も私も例年になく変化にとんだ1年だったように思います。そして、私一人をとってみれば、様々な経験を通して大きな心の変化を遂げた年であるとともに、妊娠によって大きく体が変化していくことを感じる年でもありました。今は、ひとまずお茶を飲んでのんびり年を越したいという感じです。
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2011年は総合的に本当に多くの大切なモノや人を手放して、それはそれでかなり精神的に辛かったのだけれど、それと引き換えにずっと手に入れられなかったもの、やりたかったことが手に入った年でした。何かを失って気付くことは、次に何かを手に入れるための貴重な“意識”だと思います。物質は無くなっても、心や記憶は残るのです。物質に囚われれず、 もっと柔軟に色々なことを吸収して、どんどん成長し、頭が良くなるというよりも、賢く、穏やかに回りの事実を受け入れることのできる人間になれたらと思います。
2012年は赤ちゃんも産まれるだろうし、今まで以上に変化にとんだ日々となることでしょう。完璧を目指すことなく、ありのままの自分を受け入れ、成長して少しでも自分の理想の人間像に近づけるようがんばりたいものです。それが、生きるということだと思うし。。。そうそう、すでに赤ちゃん以外でも自分自身へのチャレンジを決めていますので、そちらの方も力を入れて行こうと思います。では、2012年、年を取っても新しくなっていく私を期待していてください!

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