2017年09月26日

オーストラリアは今、
YES NO
で割れています。
何がって?
同性婚を問う郵便でのアンケート調査が実施されているのです。
日本に発信されているこれ関連のニュースを見ると
「同性婚を問う国民投票実施へ」
なんちゅう記事が載ってますけど、
国民投票ではなく、単なるアンケート調査です。
頭に来るのは、このアンケート調査をするために莫大な税金が使われていること。
聞くところによると、
1人分のアンケートに7ドルのコストがかかっているとかいないとか。
しかも、この郵便物がゴミ箱に大量に捨てられていたり、
どうやって公正な調査が行えるというのでしょう?
んでもって、このアンケート調査、
同性婚に対しYESが多かったとしても
法的効力はなく、今の政権が断じて認めなければ
法が改正されることはないのです。

私が住んでいる町にはゲイ、レズビアンカップルが普通にいっぱい住んでいるし、
彼らの元で育っている子供たちも沢山います。
反対する人は少数派。

街は、LGBTのレインボー色。
人がそれぞれ違うように、色んな色があっていい。
もっちぃはレインボーが大好きなので、ハッピーです。
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同性婚に反対の人たちは当たり前だけど保守派。
そして、信ずる宗教の教えから反対する人も多いのです。
宗教の自由はあっていい。
でも、
自分の信じる宗教の考えを押し付けるなんて、
もってのほか。
もちろん、同性婚だからって、
みんなに同性婚しろなどと押し付けているわけではないし、
憎みしみ合うより、愛し合って結婚したい人がいるなら、
誰にも迷惑をかけるわけではないし、
それでいいじゃないですか?

私や上村さんは子供の頃からカトリックの教育をずっと受けて来たけれど、
愛を説いてる割には、
心がひどく狭いなと深く、深〜く失望しています。

厳格なカトリックの国アイルランドでさえ、
首相がゲイで同性婚も合法化されているんですよ。
アメリカやオーストラリアのような新しい国ほど
しがらみになって、古いしきたりを守ろうとするような気がします。
あ、ま、ニュージーランドやカナダは違うけど。

なにしろ、どこまで期待していいか分からないけれど、
投票結果で60%くらいまでいってくれれば、
どんなに現政府が反対しても、
どうせ、解散したらリベラル党(自由党)が去ることになるでしょう。
だって、国民の意志を反映できない党なんて誰が投票しますかい?
何がリベラルやねん。

それに比べてドイツのメルケル首相は保守派のくせに
ちゃんと国民の意見を反映させて、ある意味本当のリベラルだわ。

オーストラリアのリベラル党(自由党)は名前を変えた方がいいんじゃないかと思う。
中道右派なんて嘘。極右まではいってないけど中道じゃない。
最近どんどん右へ右へと傾きつつある。

あああ、こういう時にオーストラリアの市民権が欲しいと思っちまう。
ちっ。

という私は、結婚してないけどね。
結婚しない権利だってあるんだから、
性別、バックグラウンドに関係なく、
する権利だってあると思いません?7







(09:50)

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